業界の常識の盲点をついた「小さな結婚式」で成功した例をご紹介します。 冠婚葬祭のように、 一生に何度も利用するものではないビジネスでは、おおむね価格が不明瞭です。選ぼうとしても価格や価値の基準があいまいなので、口コミなどで得た「評判」だけで選ぶ傾向になっているようです。

サービスを規格化してパック料金システムにしました。最初のポイントは、サービ スを規格化して価格を入れたことです。 今までの業界の常識であれば、相談して見積りが出てきて初めて価格がわかるのが普通です。それを、参加人数と式の内容によって選択できるプランにし、パック価格を表示するようにしています。 つまり、従来の結婚式場のようなオーダー性をなくし て、「規格」と「価格」を売りにしているのです。これ によりお客様が安心して予約をしやすくなります。

消費者は「結婚式は高くつく」というイメージを持っ ています。参列者切1100名くらいで100万円から 300万円はかかるというのが常識的なところでしょう。 そこで ある会社は、サービスの低価格訴求をしています。少人数の結婚式のサービ スを規格化して、「参列者数名で 4万円」と大きく打ち出しました。「結婚式は高いから」ということで諦めていた人も、「その程度でできるのなら」とい うことで集客が可能になります。実際、このチラシ効果により、この会社は幅広く予約が取れるようになっています。 見えにくいサービス、価格が不明瞭なサービスの業種は多くあると思います。盲点をついて、こ の事例のよう にサービスを規格化し、価格の明瞭表示をすれば、小さ な会社でも集客チャンスはあるのです。 小売業であれば当たり前のことですが、価格がはっきりしているというのは、消費者にとって 一番安心でき、 利用してみょうかという気になるものなのです。