日本語と英数字が混在している文章のことを「和歌混植(わおうこんしょく)」といいます。和欧混植の文章をデザインする際は、次のポイン卜に注意することが必要です。これらは、和文のみの文章や欧文のみの文章にはないポイン卜です。

➀和文書体に合う欧文書体を選ぶ

➁欧文書体の文字の大きさを調整する

➂ベースラインを揃える

また、和欧混植の文章を制作する際は、最初に和文書体に合う欧文書体を選ぶことが大切です。欧文書体を選ぶ際の基準は以下のとおりです。

➀書体の種類を揃える。和文書体が「明朝体」なら欧文書体は「セリフ書体」、「ゴシック体」なら「サンセリフ書体」を選択する

➁線の太さやセリフの雰囲気が似たものを選ぶ

和文書体と欧文書体とでは、文字そのものの構造が異なるため、同じ文字サイズであっても欧文書体のほうが小さくなります。そのため、和欧混植の文章をデザインする際は、欧文書体の文字と、日本語書体の文字の大きさを調整して揃える必要があります。なお、書体の大きさは選択する欧文書体の種類によって異なるため、一概に「何%拡大する」といい切れないところもあるのですが、1つの目安としては、日本語書体に対して、欧文を 110%程度拡大してみると良いかもしれません。

最後に、ベースラインは揃えましょう。欧文書体の大きさを和文書体に揃えた際、欧文書体の部分のベースラインがずれてしまう場合があります。個組の場合、文字の並びがベースラインに揃っていることが基本なので、和文書体のベースラインと揃うように調整します。